中古住宅の鍵

中古住宅の鍵は交換した方が良いのか

鍵交換はなかなか行われることではありませんが、時と場合によっては特に問題がなくとも交換をした方が良いこともあります。
その代表格となるのが、賃貸物件に新たに入居をしたという場合です。
賃貸物件で使用されている鍵は入居者が退去をする時に変換することになっているのですが、ここで返還がされたからといって、前の入居者が鍵を所有していないとは限りません。
ホームセンターなどに行けば合い鍵を作っているお店はいくらでもありますし、過去に紛失したことがあるのであれば、それを悪意のある第三者が拾得していることもあり得ます。
そうしたリスクを考えて、賃貸物件では入居者が変わるのと同時に鍵の交換を行うことが多いのです。
もちろんあらゆる物件で行われているというわけではありませんが、セキュリティに対する意識の高い大家や管理会社なのであれば徹底していることとなります。
これと同様に、鍵をなるべく交換した方が良いと言えるのが中古住宅を購入した場合です。

中古住宅と賃貸物件は大きく異なる存在ですが、以前まで入居者が居て、そこで生活をしている人がいたという事実は同じです。
そしてそこで発生するリスクに関しても全く同じことが言えます。
中古住宅を購入したあとで前の入居者がやって来て勝手に侵入するという事例が数多く報告されているというわけではありません。
仲介などを担当した不動産会社が居るのであれば鍵の回収は徹底して行われていますし、万が一勝手に押し入ったことが発覚したのであれば刑法130条の住居侵入罪によって刑事罰を受ける対象となります。
ただしかし、100パーセント安全であるとも言えないのも事実ではあるのです。
そのため、中古住宅を購入した後には鍵の状況を確認することが必要となります。
もしそこで明らかに錆びている様子があったり、普段使っている中で動きが固く感じることがあったのであれば要注意です。
こうした建具は大切に使っていけば何十年でも使用していけるものではありますが、どのようなものであっても経年劣化は発生します。

特に屋外と直接通じるドアに取り付けられているのがほとんどであるために風雨や空気中のごみによって動作が鈍くなることは十分にあり得ますし、それが蓄積してある日突然、鍵が開かなくなるということもあります。
そのため中古住宅購入後、自宅のセキュリティ面をより安全にしたい、取り付けられている鍵の動作に不調があるという場合には、なるべく交換をした方が無難と言えるのです。